熱帯地域であるインドネシアでも、通常亜熱帯地域でしか見られない松林があることは、多くの人にとって驚くべきことである。実際、インドネシアの松の木は、バリ島やジャワのスラウェシ島、スマトラ島の涼しい丘陵地帯の火山付近で亜熱帯地の気候同様で成長している。素晴らしい景色に魅了されながら、涼しい空気を吸い込んでみよう。
1 | マリノ・ハイランド マカサー、南スラウェシ
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南スラウェシ島の首都マカッサル(Makassar)市内中心部から約90キロメートル離れ、車で約3時間半かかる所にある高地には、涼しいマリノマウンテンリゾートがある。壮大な山のパノラマを提供するここは植民地時代遺産の場所で、オランダ植民地時代にレクリエーション目的でヴィラが建てられた。海抜が1,050mで気温は10-26℃程、フレッシュで涼しい気候だ。豪華な松林の隣には、アイル・テルジュン・スリブ・タンガまたは千階段の滝、タカパラの滝などが近くにある。冒険に更に味を加えるには、茶畑、青い谷、スワッシュを見下ろしたり、第二次世界大戦時の日本のバンカーマリノはゴワリージェンシーのティンギモンチョン(Tinggimoncong)地区に位置している。マリノは南スラウェシの花市として知られている程で、道端の売手はエーデルワイスの花と美しい蘭を販売している。特別観光地のマリノハイランドへの入場料は子供Rp25,000、大人はRp.50,000かかるが、松林のみで時間を過ごしたいのであれば、追加料金で1人あたり約Rp.3,000支払うだけで森林のレクリエーション・ライドに入れる。
木炭で焼いた美味しいトウモロコシを食べて炭水化物をとるため停止して旅を始めよう。ゆったりとした散策を楽しみ、森の中で数えきれない写真を撮った後、壮大な山の景色に囲まれた茶畑を見下ろせるマリノハイランドにあるカフェで、最高の緑茶を飲みながらリラックスしてみるのも良い。また、観光客に人気のある地元産のスペシャルマルキッサやパッションフルーツシロップドリンク、粘着性のある米ドドールやテンテン マリノクランチを試してみよう。
アクセス方法:
松林はマリノのポロス通り沿いにある。マカッサルから運転手付きレンタカーを借りることを勧める。曲がりくねった道を行く長い道のりだが、見事な景色と興味深いスポットを楽しむことができるであろう。
2 | バリにあるリフレッシングキンタマニマウンテンリゾート
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寺院とトレッキング冒険で最もよく知られているのはバトゥル山の上にあるキンタマニエリアで、松林が豊富な山と湖の景色を眺めることができる。キンタマニへの旅では、村、道端の寺院、茶畑を通り抜け、魅惑的な景色を見つけることができる。主要道路から手付かずの森林に入る傍ら、キンタマニ森林もトレッキング旅行中に楽しむことができ、涼しく新鮮でその美しさには謎があると言われている。ハイキングには Toya BungkahとPuri Jatiの2つの道があり、Toya Bungkahルートを選択してハイキングをするのが最善で、終わりに近づくにつれ松林に包み込まれるような雰囲気を味わってみよう。選んだパッケージによっては、ハイキングにかかる費用はいくらか違ってくる。また、森の中を自転車で登り風が頬を撫でる経験をすることもできるが、挑戦的な登山の地形には注意しよう。バトゥル山の頂上に到着すると見られる壮大な夜空や、忘れられない程の日の出は一生の思い出になることであろう。
アクセス方法:
バリの首都デンパサールから北へ車で約2時間の場所に位置し、スカワナのチャトゥール通りにあるキンタマニのバンリ地区内にある。オートバイクや車を借りることでより快適に旅行ができる。一泊旅行の必要性に応えるため、宿泊施設には様々な価格オプションがこのエリアにはある。
3 | 南スマトラ州パレンバン中心部にあるプンティ カユ
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プンティ カユの松林は南スマトラ州の首都、パレンバン中心部に位置する唯一の森林だ。交通が多い賑やかな生活から安らぎのある松の木の中の落ち着いた自然の中足を踏み入れ、一日を楽しむ自分を想像してみよう。市内中心部から約7km離れたところにあるこの森林は、50ヘクタールの緑に囲まれている。これは保護目的のために建設されたもので、1938年以来保護林として指定されているが、1986年には公的レクリエーション林として開設された。この地域は森林保護、レクリエーションパーク、湖沼、キャンプサイトの4つの地域で構成されている。
プンティ カユの森林公園への入場は約Rp.5,000からで、追加オプションとして駐車料金がかかり、午前9時から午後4時まで営業している。
ここでは、都市で住んでいる人が仕事で長い一日の後に深呼吸して肺を労わったり、またはただ道を歩いて湖のほとりに座り、若しくは子供を連れて湖で泳いだり週末はアウトドアで過ごしてみるのも良いだろう。
動物好きであれば、プンティ カユには小さな動物園とワニの飼育場もある。ここで楽しめるアクティビティは、ゾウに乗ったり乗馬する事だ。友人や家族と一緒に自家製の食事をピクニック用に持って楽しむことを勧める。この自然公園には、他の典型的な熱帯の木々と松の木があり、写真の背景として非常に盛られるだろう。
アクセス方法:
スカラミ区のコル通りに行き、パレンバン ムスジット アグンから真っ直ぐスディルマン通りへ行きKM7まで進む。公共交通機関を利用する場合、パレンバン ムスジット アグンにあるバスストップからトランス ムシ バスに乗り、プンティ カユで降りる。
4 | 中央ジャワのマグランのトップ セルフィー ピヌサン
イメージ:TFA Photography
本当にこの場所の名はそう言うのだろうか?この森林地帯の訪問者歓迎の道路標識によると確かに合っている。ここに住む人々は、松林にその名をつけたのは、ソーシャルメディアでアップデートするのが好きな若い人を引き付け観光客を増やす目的でつけられた。
マグランのトップ セルフィー ピヌサンはパキスにあるクラギラン村のメルバブ火山の斜面にあり、気候は涼しい。しかし、メインストリートから離れたエリアまで少し歩いて行かなければそびえ立つ松は見られない。最もインスタの写真にあったスポットは、駐車場までのやや急な2つの道で、松の木が自然なラインアップを持っておりあなたを優美に歓迎する。写真では小さく見えるかもしれないが、全体的に見ると広範囲に広がっている。一日を通して大きな松に太陽の光があたることで、森の色合いが変わり、その間自撮りをしたり、自然の壮大な景色を垣間見ることができる。
アクセス方法:
ジョグジャカルタまたはマゲランからムンティランの町まで車で行きケテップ パスへ向かい、コペン高速道路に進むとトップ セルフィー ピヌサンにつながる。
5 | 中部ジャワ島スマラン近郊の人気があるカヨンパインフォーレスト
イメージ:Kargenic
カヨンパインフォーレストは、スマラン周辺の自然観光スポットの中で急速に新たにヒットしたスポットだ。ソーシャルメディアを介して共有された魅力的な写真は、森林の光景を世間に広げた。
澄んだ自然な水の泉がこの場所を更に探索したくさせる。 メルバブ山の北側に位置し、松の木が与える陰影は騒々しさから離れて平和な時間が感じられる完璧な場所を提供している。場所は小規模な集まりや快適な食べ物を備えた家族のピクニックに最適だ。しかし、自然をゴミから守るため、ゴミをすべて掃除することを忘れないで欲しい。隠れんぼうで遊べる自然にユニークな形をした木の幹で特別な写真スポットを探してみよう。
アクセス方法:
サラティガの町からジャンぺラン ガタサンのT字路に進み、スルウェンまたはテンガラン方面へ左折する。ここから約6キロ先のヲノサリ ジャンクションに着き、クランケン村へ右折し約5分程でカヨンパインフォーレストに着く。
6 | ジョグジャカルタ近郊のドゥリンゴまたはイモギリ フォーレスト
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現在最もよく知られている松林は、ジョグジャカルタの中心部から約25km離れたドゥリンゴ地方バントゥルのマングナンにあるドゥリンゴ パイン フォーレストだ。地方自治体が維持しているこの入場無料のこの林は、ピヌス・メルクシの列と高木が非常に密集している。敷地内に駐車する場合のみ駐車料金を支払う必要がある。
マタラムのスルタン人を祭る墓地のイモギリの近くにあり、ジョグジャカルタ人気観光スポットの近くに位置しているため、人々はこの場所をフタン・イモギリまたはイモギリの森と呼んでいる。
それは美しく松の木で植えられる前、この500ヘクタールあるエリアは、かつて空き地だった。入り口への道に沿って、よりエキサイティングな滞在ができ、シェアする写真の撮りがいもある様に、地元住民がハンモックを借りることを勧めてくる。インスタグラムでマルチレベルな楽しいハンモックショットのための図をチェックすることができる。その他の近くの観光スポットには、天然の泉やフルーツガーデンがある。ユーモラスな引用符が付いた看板は、フォトスポットに最適な角度を見つけようとする際、若い人が笑いを吹き込むために散在している。様々な高さの展望デッキも見学者に提供している。
ジョグジャカルタの芸術公演ステージや伝統舞踊用木製の円形劇場もある。小さな舞台は、結婚式事前のセッションだけでなく、映画トワイライトに出てくるベラとエドワードの結婚式のように流行っているアウトドアで行われるフォーレストウェディング結婚式の祭壇等利用可能だ。常緑の葉は永遠の愛を象徴し、高く真っ直ぐに成長した壮大な樹木は真の愛を象徴すると信じられている。
アクセス方法:
ジョグジャカルタから南へ行くと東イモギリ通りへと続く環状道路を進み、イモギリの3つある車線まで向かい、イモギリ墓地に向かって左折するがその前に、別のトリプルジャンクションが見える。次に、マングナンに向かって右折し、直進すると松の木の匂いがある所に辿り着き、正しい場所にいることを確信するだろう。
7 | 西ジャワ、ボゴール近くにあるパンチャル山
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ボゴールには多くの魅力的観光スポットがあり、高速道路を利用して通常の交通状態であれば首都ジャカルタから約1時間で着くことが更に魅力的にさせる。レインシティとよく呼ばれるボゴールは、料理アトラクション、ショッピング、自然の中でのアドベンチャーを提供している。 色々選択肢がある宿泊施設から市内探検を更に楽しむことができる。 松林はチテレップ・ボゴールにあるカラン・テンガ村のタマン・ウィサタ・アラム・グヌン・パンチャル(TWA Gunung Pancar)にある。
平日の入場料は、現地の訪問客がRp 5,000 /一人、外国人がRp 100,000/一人かかる。車の駐車場を除き、週末や祝日の入場料は現地の訪問客がRp 7,500/一人、外国人がRp 150,000/一人かかる。結婚式用写真撮影に訪れた際は特別価格が引用される。 アウトバウンド・アクティビティは、ローカル・オペレーターによって実行される追加コストがかかり利用可能だ。
キャンプ、ペイントボール、ハイロープ、マウンテンバイクの他に、 緑豊かな自然の周りで馬に乗ることもできる。 キャンプ場はいくつかの場所にあり、参加者数や行事に応じて価格に違いがある。 キャンプ用テント、ケータリング付きキッチン用テントもある。 より快適にするため、寝袋を持参するだけで十分と言えよう。
アクセス方法:
パンチャル山へはオートバイク、車または大人数で訪れるのであればバスをレンタルすることも出来る。
ジャカルタから高速道路でセントゥール市へ向かい、セントゥールを通ってセントゥール ジャングル ランドの方向に進む。 T字路に着いたら、すぐ右折し、「カラン テンガ」と表示された道路看板がみえ、到着するまで真っ直ぐ進む。オートバイクで行く場合は、旧ジャラン・ラヤ・ボゴールを利用してセントゥールへの代替ルートを左折し、ジャラン ババカン マダンへ右折する。 その後、広がる松林が続く道を登っていく。
8 | 西ジャワのバンドンを見下ろせるロマンチックなブキット モコ
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海抜1.5000メートルのバンドンの最高峰に座り、キラキラ光るバンドン市を眺めながら松の香りを楽しむことができる。 ここに到着する道はジャラン パダスカ、カンプン ブキス ボンコル チメニャンだ。 しかし、道が急峻で曲がりくねっているため注意しよう。上り坂に行く前に、乗り物を確認し準備することが最善だ。 "プンチャック ビンタン"またはスター ピークは、バンドンのマジカル サンライズやサンセットが体験できる場所だ。
入場料はRp.5,000/一人で、プレウェディングのフォトセッションを行う場合は追加料金がかかる。 一部の道路のポータルや駐車料金は、道の途中で地元の人々が集金する。 ワルン ダエウンは地元のスンダ語で「空想」という意味で、冷たい空気の中お腹を温めるために地元の料理や飲み物を楽しむことができる休憩エリアだ。追加料金を支払えばキャンプも許可される。
アクセス方法:
バンドン市内中心部からチチャヘウム ターミナルへ向かい、ここからパダスカビレッジへ向かう。伝統的な竹の音楽であるサウン アンクルン ウジョという人気の観光スポットがある。 この地点から頂上まで約8キロあり、目的地に行く前に暖かい飲み物が飲めるダプール チャリンギン ティルもある。
9 | 西ジャワ、バンドンの近くにあるレンバンのチコレ林
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家族や会社の集まりにとても人気があるこの森は、お客様のニーズに合ったレクリエーションパッケージを提供している。 キャンプ、フォーレストトレッキングから結婚式の写真やヴィラまで、木々の色合いで素晴らしい時間を過ごすことができる。 特定の容量が収まるユニークな雰囲気のレストランが何店かあり、それぞれのお店の料理探求にも合っている。
チームビルディングやアウトドア冒険用のアウトバウンドパッケージは、フライングフォックスやペイントボール、チャレンジングATV等様々なゲームから選択できる。それぞれ独自の利点を持つテント、木製コテージ、ホテル等の宿泊施設を一晩利用することを勧めする。 特に週末は渋滞が酷いため、早朝に訪れ、木々の間を覗く美しい日の出を見よう。
アクセス方法:
チコレ森林は、西バンドンにあるレンバン、ジャラン ラヤ タンクバン プラフ Km 8、チコレ ビレッジにある。ジャラン バラナン シアンからジャラン アッマド ヤニを通り、ジャラン パシルカリキ、ジャラン スカジャディ、ジャラン スティアブディへ行き、ジャラン ラヤ レンバンから最後にジャラン タンクバン プラフへと着く。
10 | 西ジャワ、バンドン近くにあるパインフォーレストキャンプ
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海抜1,200メートルのバンドンの北側にあるこの専用キャンプ場では、週末の休暇を楽しく過ごせることだろう。 パインフォーレストキャンプは、インドネシアのトップジャズ歌手Andienがこの場で結婚式を開いて以来、国内の観光客にさらに人気が出た。 それ以来、結婚式や儀式は結婚前写真撮影の隣の屋外でする様になった。
公式ウェブサイトでは、専属キャンプ、家族集会/会社集会、チームビルディング/アウトバウンドトレーニング、屋外パーティーやゲーム、ハイロープコース&フライングフォックス、ペイントボール戦争シミュレーションゲームや高い松の木や青草が多くみられるその他のアクティビティ等、ここに滞在中楽しむことができる全てのアクティビティが記載されている。
2003年から営業を開始したこの施設は、日々大規模な企業イベントに対応している。 松林を楽しむには、トレッキングに行きとてもエキサイティングなオフロードジープツアーを見逃してはいけない。そのツアーでは、険しく泥だらけの地形に沿って走るため悲鳴を上げたり、笑いがこぼれることであろう。1泊か2泊滞在する必要がある場合は、テントを借りたりロッジでチェックインすることができる。
アクセス方法:
パインフォーレストキャンプの住所は、ジャラン マリバヤ ティムール、スンテンジャヤ、レンバン、ウェスト バンドンだ。 バンドンから、ジャラン バラナン シアン経由でジャラン スンダへ向かい、ジャラン Ir.H.ジュアンダ、ジャラン ダゴ ギリ、ジャラン チガルクグ、ジャラン ババカン スンプリットとジャラン チボダスーブキット トゥングルは全てスンテンジャヤへ辿り着くまでの道だ。このキャンプ場にはヘリパッドもあり、グランドエントランスの様に感じられる。
11 | バンドン近郊レンバンのマリバヤロッジ
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魅力的なカボチャのような構造のオレンジテントは、サンセット ビューとサンライズ ビューの2つのエリアに沿ってテラスにレイアウトされている。 これらのテントには、ガジェット、冷却ファン等が使用できる様取り付けられたシートマットレス用の電気ソケットが装備されており、しっかりしたコンクリートベースの上に設置されている。 このロッジの自然リゾートは目をリフレッシュし、森林と周辺の植生の美しい緑で魂までをもリラックスさせる。 素晴らしい景色は最近ソーシャルメディアの写真投稿で知られているバンドンのカリビル・ジョグジャカルタやテービング・ケラトンなどの有名な観光スポットと似ている。
休日を全うするため、ダプール ハウレストランでは、試すべきスンダ料理を提供している。2016年にオープンしたパインカフェでは、コーヒー、紅茶、自家製ケーキや軽食を専門としており、涼しい新鮮な空気を深く吸い込みながら景色を楽しむことができる。レンタルは提供されていないため、マウンテンバイクを持参して探検してみよう。ソーシャルメディア写真投稿で最も目を引く場所はマウンテンスイングで、美しい森でぶらさがる姿を撮ってみよう。 そして最後に、エッジレスビューイングデッキは木の上にあり、下に広がる息をのむような松の木の列を見下ろすことが出来る。アクセス方法:ロッジは西バンドンのジャラン マリバヤ ティムール Km.6 カンプン コサンビ チボダスにある。