インドネシアにある他の火山と比べれば少しばかり小さなブロモ山ですが、その素晴らしい景色とドラマチックな風景にはあなたも感動するはずです。2,392メートルの高さを誇るブロモ山はインドネシアにある山の中では高いものではありませんが、その背景には輝く美しさがたくさん詰まっています。東ジャワの中心地であるスラバヤから4時間ほどドライブした場所にある、ブロモ山はブロモ―テンガ―セメル国立公園の一部であり、800平方キロメートルの大きな範囲を占めています。
古代のテンガー山の大きなカルデラ内部にそびえたつブロモ山は、火山灰からできた遠くまで広がっている砂浜を眺めることができ、神秘的な美しさがあります。ブロモ山とテンガー山のエリアは伝統的な暮らしを続けている民族の住処です。ここでは、ユニークな先住民の文化や儀式など「テンガーレーズ」の伝統を見ることができます。
ブロモ山周辺で体験できるアドベンチャーを紹介します。
1 | ハイキングからの壮大な朝日
最高のアトラクション、そして、人々が遠くからこのブロモ山を訪ねる一番の理由はこの壮大な朝日を望むためです。近くのペナンジャカン山のスポットから、ブロモ山の中心に太陽が昇る方角を望むと、周囲の山々が現実とは感じられない雰囲気を作り出します。このスポットはジープで行けるところから歩いて1時間の場所にあります。朝日は早朝5時半に昇り始めるため、ハイキングを始める時間はあなた自身の体力によってそれぞれ考える必要があります。この写真は広大な砂漠のような砂の海の写真です。この写真はポストカードになるような象徴的なスポットで撮った写真です。
Photo source : www.mtbromosunrisetour.com
2 | 砂の海をジープで冒険
目で見えるよりも遠くに広がっているブロモ山の砂漠のような砂の海は異なるアドベンチャーを提供しています。ブロモ山周辺を回るのに唯一の乗り物であるジープを使って、砂の海で道なき道を進むアドベンチャー体験しませんか。山の周りを探検するツアーをたくさんのドライバーが連れて行ってくれます。あなたは特別な体験に心の準備をしているだけで大丈夫です。
3 | 砂の海で乗馬
もう一つすなのうみを楽しむことができる方法は乗馬です。初めて乗馬をする人も怖がる必要はありません。馬たちはオーナーが綱を引いてそれに従って歩きます。喧騒で忙しい日々の生活から解放されて、自然に囲まれ、ゆったりとした時間を過ごすにはぴったりの方法です。
4 | 熱いコーヒーを片手に景色を眺める
冒険をした後や体を動かした後には、涼しくリフレッシングなブロモ山の気候な中でコーヒーを片手に美しい景色を眺めるのはいかがでしょう。ブロモ山の神秘的な美しさに没頭し、スナック片手にホットジャワコーヒーを飲む時間をお楽しみください。近くのレストランやカフェから山の最高の景色の望むことができ、ブロモコーヒーブレークを存分に楽しめます。
5 | サバンナでサンセットピクニック
たくさん楽しんだ一日をリラックスするには、ブロモ山で自然を感じながらのサンセットピクニックがおススメです。この山の南側にある砂の海と反対側にあり、広大なサバンナは山頂付近で自然を満喫できます。美しい景色に囲まれながら、横になってリラックスし、きれいな空気を吸い込んで、一人でも、恋人とでも、または親友とでも素敵な時間を過ごすことができます。
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6 | ヤドニャカサダの伝統儀式に参加
毎年、ヒンドゥーカレンダーのカサダ月の14日に行われる、アルミティ神であるサンヒャンウェディを敬うヤドニャカサダ儀式がテンガレースの人々によって執り行われます。マジャパヒト王の娘であるロロアンテン、ブラマナの息子であるジョコセゲールへの敬意も払っています。この儀式の当日は、人々が山に登り、火山のクレーターに供え物を投げます。この供え物には野菜、フルーツ、花、お金、家畜などが含まれ、農作物や家畜の豊富さへの敬意が込められています。危険ではありますが、地元の人々の中には、クレーターの中に降りて行って、供え物を取ってくる人もいます。これはその供え物には幸運がもたらされるといわれているからです。古代マジャパヒト王国の信条を現在まで信仰しているテンガレースのコミュニティのユニークな文化を体験するにはぴったりの機会です。 2017年7月に行われるこの儀式の詳細はこちらをご覧ください: 荘厳なブロモ山でヤドニャカサダセレモニー
Photo source : www.bromojavatravel.com