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ワスー国立公園

 

インドネシアの最も東に位置し、パプアニューギニアと国境を分けるワサー国立公園はパプアの最も広大な湿地であり、人間の手が最も加わっていない場所です。ワスー国立公園は数多くの植物や動物が共存しており、セレンゲチのパプアと呼ばれ、その多様性は大きな価値が置かれています。インドネシアとパプアニューギニアの国境を超えて生物が生息するワスーはサバンナ、沼、森、雨季には水が陸に流れ込むなだらかな河川といった様々な風土を持ち合わせています。マングローブ、テルミナリア、メラレウカといった植物が主として生息しています。この公園には358種類もの鳥類が生息し、その中でも80種類はとても多くの数を見つけることができます。魚類に関しては、最も多い地区で111種、またワスーで発見された種も多数あります。湿地では様々な種類のロブスターやカニ類なども生息しています。渡り鳥ではオーストラリアから移動してきたものが多くみられ、バードウォッチャーの方には天国のような場所となっています。8月から11月にかけて、オーストラリアやニュージーランドからペリカン、とき、サギ、といった何千にも及ぶ鳥たちがわたってきます。この時期は公園の特別な時期であり、年に1度しか見ることができません。さらなる魅力はワサーの空を覆いつくす、カンムリバト、ニューギニアオウギワシ、ワラビー、黒い首のコウノトリ、センニュウなど、大きな鳥から小さな鳥、色の鮮やかなものなど多種多様な鳥類です。この国立公園は3種のワラビー、クスクス、フクロモモンガ、クロコダイル、などの生息地にもなっています。

Get There
ワスー国立公園へはジャカルタからパプアニューギニア国境近くの南部メラウケまで航空機を利用します。メラウケからワスー国立公園の玄関まではジャヤプラ道路で2から3時間の車移動です。また、パプア地区の都市ジャヤプラのセンタニ空港から1.5時間のフライトで行くこともできます。

 

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